忙しい日々を過ごしていると、あっという間に時間が過ぎて行きます。
人生が24時間だとしたら、あなたが過ごしている時間は、何時だとおもいますか?
午前0時からスタートした人生が、夜の24時で幕を閉じる。
人生が80年だとしたら、
40歳のあなたは 昼の12時 です。 (下の時計は24時間表示)
午前中の仕事や、家事を終えて一息ついている時間をイメージするでしょうか?
20歳のあなたは 朝の6時 です。 (下の時計は24時間表示)
まだまだこれからが、人生のスタートですね。
60歳のあなたは 午後6時 です。 (下の時計は24時間表示)
仕事を終えて、帰宅する時間です。
夜12時の就寝に向けて、どのような時間を過ごしますか?
どうでしょうか。
人生を24時間に置き換えると、違った見方が出来ませんか。
今なら出来ること。
これから始めること、
やり残したこと。
人生時計は確実に時を刻んでいます。
あなたはどんな24時(人生の終焉)を迎えるでしょうか?
エクセルで人生時計
エクセルで人生時計を作ってみました。
生年月日と、何歳まで生きるつもりか、入力すると、
今の時間(人生を24時間換算した場合の時刻)
人生を24時間換算した場合の残り時間
そして、時計が表示されます。
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人生時計の作り方
簡単なエクセルの関数と、円グラフだけで作っています。
せっかくなので、20歳の若者の時計を題材に説明しますね。
「←入力」 と表示されている部分は手で入力します。
その他のセルはエクセルの関数で自動的に計算させます。
人生時計 あなたは今何時? | ||||
生年月日 | 1998年3月21日 | ←入力 | ||
今日の日付 | 2018年3月21日 | |||
今の年齢 | 20 | |||
生まれてからの日数 | 7305 | |||
何歳まで生きるつもり? | 80 | ←入力 | ||
目標年齢の到達日 | 2078年3月21日 | |||
生まれてから目標年齢まで生きた場合の日数 | 29220 | |||
人生到達度 | 25% | |||
生きてきた時間(24時間換算・秒) | 21600 | |||
残りの人生(24時間換算・秒) | 64800 | |||
今の時間(人生を24時間換算した場合の時刻) | 6時00分00秒 | |||
人生を24時間換算した場合の残り時間 | 18時時間00分00秒 残っています. |
まず、関数の説明をしましょう。
セルに入力している式を表示させています。
今日の日付
=TODAY()
この関数をセルに入力しておけば、ファイルを開くとその日の日付が、自動的に表示されます。
今の年齢
=DATEDIF(C5,C6,”Y”)
書式は:DATEDIF(開始日,終了日,単位)
”Y” で 年 を指定しているので、 生まれた日からの経過年 つまり年齢が表示されます。
目標年齢の到達日
=DATE(YEAR(C5)+C10, MONTH(C5), DAY(C5))
C5 セルには生年月日
C10 セルには目標年齢が 入力されています。
生年月日の 年(YEAR) にだけ 目標年齢の数字を加えています。
生きてきた時間(24時間換算・秒)
=86400*C15
24時間は86400秒なので、人生到達度の数値をかけて求めます。
今の時間(人生を24時間換算した場合の時刻)
=TEXT(C17/24/60/60,”[h]時mm分ss秒”)
この部分は少々ややこしいので、スルーできる方は「おまじない」だと思ってください。
気になる方は、 Googleで「秒を時間に変換する」で検索してみましょう。
円グラフを作成する
時計の部分はエクセルの円グラフです。
円グラフの塗りつぶしを、グラデーションに設定しています。
生きてきた時間(24時間換算・秒) | 21600 |
残りの人生(24時間換算・秒) | 64800 |
時計の針っぽく見えますが、短針は常に0時で固定です。
だって、ただの円グラフですから。
グラフの背景を挿入する
グラフエリアの書式設定
塗りつぶし - 図の挿入元 から 好きな背景(時計の写真やイラストを選んでください)
これで完成です。
時折この人生時計を眺めて、
今までの振り返りや、
これからの人生設計を考えるきっかけになれば幸いです。