あなたは書類をキッチリ整理できる派ですか?
私は、とても苦手です。
「いつになったらペーパーレスが定着するんだ!」
自分が整理できないのを棚に上げて、日々叫んでおります。
ペーパーレスを望んでいる私も、「キャッシュカードの明細はやっぱり紙で届かないと心配だ」などと、矛盾した気持ちがあったり。。。
- 今は使わないけど、後で必要になるかも?
- 領収書だから捨てられないよ。(確定申告に必要だし)
- 手書きの書類だから、紙で保存するしかない
こんな理由で、紙を捨てられないあなたに最適なのが、ドキュメントスキャナー です。
ScanSnap iX1500 を購入しましたので、レビューします。
メーカーとタイアップしていませんので、本音のレビューをお届けします。
ドキュメントスキャナーScanSnap iX1500
画像の出所:ScanSnap iX1500メーカーサイト アドレスはこちら
ドキュメントスキャナー購入は2台目となります。
1台目は10年ほど前に発売された、 ScanSnapシリーズ S510でした。
センサーが故障したらしく、修理に出しましたがサポート期限を切れているとのことで、新規購入を決めました。
10年前は、ドキュメントスキャナーと言えば「ScanSnapシリーズ」一択でしたが、現在は「ブラザー」や「エプソン」からも多くのモデルが発売されています。
10年経ってもペーパーレスが進んでいない証拠ですね。
選択肢が増えた中でも、私が高価格帯のScanSnap iX1500を購入した1番の理由。
それは、本体から直接「e-文書」形式で保存が出来る事です。
量販店の「ヨドバシカメラ」や「ビックカメラ」の店員さんにも色々聞来ました。
他メーカーはアプリケーションソフトで「e-文書」対応をしていますが、本体だけで「e文書」形式で保存出来るのは、「ScanSnapシリーズ」だけのようです。
※平成31年4月現在(あしおゆたか調べ)
「e-文書」形式で保存
本体に付いている液晶画面の「e-文書画質で保存」ボタンを押すだけで、よいのです。
簡単に「e-文書」形式で保存出来る、「ScanSnap iX1500」に決めました。
フラッグシップモデルを選んだ理由
購入は、ScanSnap シリーズの中でも高価格の iX1500 を購入しました。
7年ほど前に発売された「ScanSnap iX500」とメカニカルな部分はほとんど変わっていないようなので、価格がこなれてきた旧モデルも魅力的です。
最新モデルを選んだ理由は。
「やっぱり新しい方がいいじゃん」
「後で新しい方を選んでおけば良かったと後悔したくない」
こんな理由でした。
購入後に最新の「ScanSnap iX1500」を選んで良かったと思ったのが、A3用紙をそのままスキャンできる「手差しスキャン」です。
前モデルの「ScanSnap iX500」でも、A3をスキャンする事は可能ですが、透明の専用シート「キャリアシート」にはさんで読み込む必要がありました。
チョットした、ひと手間ですが、「キャリアシート」挟まずにスキャンできる便利さに感激です。
クレジットカードの利用明細などは、A4以上の用紙が多いので大変重宝しています。
箱からとりだすところから、設定完了そして、使用感まで順にレビューします。
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購入から設定まで
ヨドバシカメラで購入しました。
ネット通販などで買った方が安いのですが、店員さんに色々と教えて貰っていたので、あえてヨドバシカメラで購入。
購入日は、2019年4月27日で 47,660円(税込み)。
2,383円で保証が5年まで延長されるサービスにも入りましたので、
トータル 50,043円
決して安い買い物ではありませんね
これを高すぎると見るか、妥当だと見るかは使い方次第でしょう。
箱の中身はこちら。
最近のトレンドでしょうか。 マニュアルは最小です。
マニュアルがなくても、本体の液晶画面の案内に従って設定を進めればあっという間に完了です。
必要なアプリケーションソフトは、メーカーサイトからダウンロードします。
ただし、ココで問題が。
画面に表示されたアドレスをパソコンのブラウザに打ち込んでも、「サイトは存在しません」エラーメッセージが出ました。
仕方ないのでグーグルで ”ScanSnap ダウンロード” 等で検索してダウンロードサイトを見つけました。
初期設定はすぐに完了します。
「細かいことはScanSnapにすべて任せて」
「ScanSnap iX1500」には、このような設計思想があるようです。
使い勝手はかなり進歩しています。
面倒なことは、すべて勝手にやってくれる感じです。
でも逆に、「ここの設定は自分でやらせてよ」の部分が非常にやりにくい印象です。
この点はあとで紹介しますね。
読み込んでみる
スキャンは本当に簡単です。
「ScanSnap iX1500」本体の液晶画面から読み込みの操作はすべてできます。
スキャンする紙をセットして、中央の青い Scan ボタンを押すだけ。
スキャンしたデーターは専用アプリで一元管理
パソコンに接続していれば、専用のアプリケーションソフトでスキャンした画像ファイルを一元管理出来ます。
画像の出所:メーカーサイトより。リンクはこちら。
「e-文書」形式でのスキャン
「e-文書」形式でのスキャンも簡単です。
これも本体液晶画面の 「e-文書画質で保存」からスキャンできます。
※保存形式は提出先によって様々な指定がありますので、詳細は提出先にご確認ください。
確認が取れるまでは領収書等の原紙は廃棄しないように注意願います。
A3用紙をスキャンする
これがもっとも進化を感じた所です。
メーカーサイトに、わかりやすい説明がありましたのでお借りします。
出所:メーカーサイトより。リンクはこちら。
感動するほど進化を遂げたA3のスキャンですが、困ったことが。
下の画像は、購入時に同梱されたいたマニュアルです。
2つ折りでスキャンして、見事A3サイズで保存されました。
ところが、何度か読み込むうちに、左右のページが入れ替わっているものがありました。
2つ折りでスキャンした画像は、自動的にページの配置(左右)を判断して結合しているようです。
このため、左右のページが独立したページはページの配置(左右)が入れ替わる事があります。(自動判別が難しい)
冊子などをスキャンする際には困りものです。
この間違いを修正する設定はどこにあるのだろう?
色々探してみましたが、見つかりません。
これ以外にも、ユーザーが細かい設定をしなくても、
「細かいことはScanSnapにすべて任せて」でスキャンは完了します。
でも、「この部分は細かい設定をさせて!」これが出来ない。又は分かりにくいのです。
上で述べた、A3ページ2つ折りのように、絶対間違ってはいけない場合の設定はどこで行うの?
メーカーに問い合わせて確認するつもりですが、他のレビューサイト様でも同様の問題を指摘していたので、設定出来ないのかも知れません。
購入したのが、2019年ゴールデンウィーク(10連休)の前半なので、モヤモヤしたまま連休を過ごすことになりそうです。
机周りは綺麗になりました
汚くて恥ずかしいのですが、「ScanSnap iX1500」購入当日に、パソコンのディスプレイ周りの書類をすべてスキャンしました。
使用前
使用後
捨てられない私ですが、すべてゴミ箱行きです。
私はアマゾンアウトレットで買ったせいで(私はアマゾンアウトレットの定義を知りませんが、箱が多少潰れていて展示か何かで使用したことがあるという意味だととらえていました。個人が使用したのとはと違うと)、初期設定画面が出てこなくて苦労しました。富士通のサポートに問い合わせてもそういうことは想定できなかったのか、プロファイルだとかプロフィールの話で全く参考になりませんでした。貴殿も書かれているように自動的に設定できる前提になっているため1枚の取扱説明書しかなく、そこには自動的にできますとしか書いてありませんでした。かなり時間が経過したのち、誰かが初期設定をし終えていたことがわかりました。私はそこで精も根も尽き果てまして、たんすのこやしとなりました。現在は1枚もスキャンできなかった悔しさと処分して新たな一歩を歩みだそうという葛藤を1年とかそのくらい続けています。
燃えるゴミに紛れさせて出すのはまずいだろうという自覚はあります。