三つの肩書きを持てば、あなたの価値は1万倍になる。

ホリエモンこと、堀江貴文さんの著書 多動力 を読みました。

<出典> 多動力  著者:堀江貴文 発行所:幻冬舎

 

あなたの代わりが居る限り、あなたの値段は上がらない。複数の肩書きを掛け算し、レアな存在になろう。

あらゆる産業の”縦の壁”が溶けた今、一つの肩書きにこだわってはいけない。

 

ダイヤモンドがなぜ価値があるか? それは美しいからでは無く、珍しいからだ。

 

一昔前の自動車が珍しかった頃のタクシードライバーは、きっと花形商売だったと思います。

自動車も珍しいのに、自動車運転免許免許を取得して自動車を運転しているのですから、貴重な存在だったでしょう。

しかし、今では低賃金の代表としてメディアで取り上げられることも多くなりました。

これからの10年はどんな変化があるのでしょうか。

 

AIが仕事の価値を激減させる?

AIがどんな未来を築くのか、誰も断言は出来ないでしょう。

「面倒なことはAIやロボットがやってくれるのだから、人間は働かずにのんびり平和に生きられる」 そんな楽観的な未来を描く人も居れば、

「今の仕事の半分はAIやロボットに奪われる」そして、格差が極端に広がり超超富裕層と貧困層に分かれると、悲観的な未来像を描いている人もいます。

その職業に就くのが難関である、会計士や上級公務員もAIやロボットに仕事を奪われるという人も居ます。

飛行機のパイロットも自動操縦が出来れば?(今でもほとんど自動操縦のようですが)

映画の世界でもCG(コンピュータグラフィック)をAIが描き、VRで作成したら、実写よりも臨場感のある映像が出来るかも知れません。

俳優さんもピンチ!?

誰も正確に未来を予想することは出来ませんが、私は比較的悲観論者なので、このままでは居られません。

 

1つのことに1万時間取り組めば、誰でも「100人に一人」の人材になれる。

1万時間というのは、1日6時間やったと考えて5年、5年間1つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。

ここで軸足を変えて、別の分野に1万時間取り組めば何が起こるか。

「100人に一人」 X 「100人に一人」の掛け算により、「1万人に一人」の人材になれる。

 

なるほど。これなら多くの人が実践できそうです。

アメリカでは、今でも医師の資格があっても貧困層に入ってしまう人々が沢山居るとのこと。

多く労力をかけて、難関の資格を取ったとしても、その資格を活かして経験を積んだ頃に、「来月からはAIが業務を担当しますので、解雇です。」なんて未来も来るかも知れません。

投資のことわざに「一つのかごに卵をのせるな」というものがあります。

すべての資金を一つの銘柄に投資していた場合、その銘柄が急落した場合取り返しのつかないダメージを受ける可能性があるからです。

 不確定な将来に向けて、自分も多角化を始めましょう

さぁ何を始めましょうか。

仕事を変えるのはハードルが高いですか。

ならば、一日3時間真剣に取り組めば、10年後にはその分野で「100人に一人」になれます。

5年後または10年後には、自分の価値が100倍になるなんてワクワクしますね。